保育士になるには?

保育士になるには、所定のルートを経由して必要な資格やスキルを獲得しなければなりません。
きちんとした「なり方」が決められているので、心構えがあれば誰でも保育士になることは可能です。
こちらでは「保育士になるにはどうすればいいのか」といった、基本的な疑問について解説します。
仕事内容、試験内容、必要な学費、給料などについてもチェックするので、保育士についての詳細を確認してみましょう。

保育士になるには?

保育士になるには国家資格の「保育士資格」が必要です。
厚生労働省が指定した保育士養成施設を卒業すれば、卒業するだけで資格を取得できます。
大学であれば4年間、専門学校であれば3年程度で卒業が可能なので、短期間で保育士になれるでしょう。


保育士に必要なスキルを効率良く学ぶには、専門的な環境とカリキュラムが組まれている専門学校がおすすめです。
専門学校では保育の実習も多く、実践的なスキルを学んでから卒業できます。
就職後即戦力として働ける知識・技術が身に付くので、将来の仕事ぶりに大きなメリットとなるでしょう。

保育士専門学校の学費はどれくらい?

保育士専門学校の学費は、だいたい200〜300万円程度が相場となっています。
入学金、授業料、諸経費などを合わせた金額となり、夜間部よりも昼間部の学費が高い傾向があります。学費の支払いに経済的な負担が懸念される場合には、奨学金を利用することもおすすめです。

保育士になるための試験内容

保育士になるには、養成学校の卒業以外にも保育士試験を受けて資格を取得するルートもあります。

保育士試験を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 高校・中学を卒業し、児童福祉施設で2年以上かつ2,880時間の実務経験がある

条件を満たした上で試験に合格できれば、保育士の資格を取得できます。
しかし、保育士試験の合格率は20%前後と低く、簡単には合格できません。
受験に自信がない場合や、これから進学を検討している場合には、無試験で資格を取得できる保育士の養成学校を卒業するルートがおすすめです。

保育士の仕事内容について

保育士の主な仕事内容には、例えば以下のようなものがあります。

  • 子どもたちの身の回りの世話をする
  • 基本となる生活方法や習慣を教える
  • 音楽や読み聞かせなどを通して想像力を刺激する
  • 身体や頭を使った遊びを通して子どもたちの成長を支援する
  • 保護者に育児のアドバイスなどを行う
  • 地域と密着したイベントや行事の運営を行う
  • 会議などを通して今後の方針を職場内で話し合う

保育士の仕事内容は、就職先の職場や担当領域によって異なります。
子どもたちの世話をするだけでなく、保護者の精神的なケアを行うこと、生活に困っている児童や家庭に寄り添ってサポートをすることも仕事になり得るのです。
就職前にその職場がどんな仕事をするのかをしっかりと把握し、自分に合っているか確認するのが重要です。

保育士の仕事時間について

保育士の仕事時間は、一般的な企業と同様に8時間前後となっています。
保育園に勤務する場合には、朝に子どもたちを迎えてから帰宅させるまでの8時〜18時くらいまでが仕事時間となるでしょう。

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